田辺三菱、帝国製薬と抗アレルギー剤国内販売で基本契約を締結

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田辺三菱製薬<4508>は4日、帝国製薬(香川県東かがわ市)が開発中の抗アレルギー剤「ルパタジン錠(一般名:ルパタジンフマル酸塩)」について、日本国内における販売基本契約を締結したと発表した。

 同剤は、スペインのユリアック社が開発した経口の抗アレルギー剤で、海外ではアレルギー性鼻炎および、じんましんが適応症となっている。日本国内では帝国製薬が単独で開発し、近く製造販売承認の申請を予定。承認取得後、帝国製薬は同社に「ルパタジン錠」を供給し、同社が流通・販売を行う。医療機関への情報提供活動については、帝国製薬と田辺三菱製薬が共同で行う計画。

 4日の終値は、前日比12円高の2171円。

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