【銘柄】みらかHD、特損計上で第2四半期最終損益赤字に転落

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みらかホールディングス<4544>が反落。一時630円安の4470円まで売られた。13日引け後、17年3月期第2四半期(16年4-9月)の連結業績予想を修正。最終損益が赤字に転落する見通しを示し、嫌気された。

 第2四半期累計業績で、最終損益を見直し従来予想の63億円の黒字から40億円の赤字(前年同期は65億2500万円の黒字)に転落する。子会社のエスアールエルが進めていた、自社利用ソフトウエアの開発プロジェクトの中止を決定。それに伴いプロジェクト整理損失約147億円を特別損失に計上することが影響する。

 同時に第2四半期業績の修正を織り込み通期業績予想も見直した。売上高を2080億円から2045億円(前期比3.4%減)に引き下げた一方、営業利益は263億円から278億円(同6.7%増)に増額。純利益は135億円から30億円(前期は50億8100万円の赤字)に縮小する。

 14日の終値は、前日比395円安の4705円。

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