【銘柄】アコムが、ドイツ証は「中核3事業すべてが拡大基調」

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アコム<8572>が6日ぶりに反発。ドイツ証券では13日付で、投資判断「Buy」(買い)、目標株価600円でカバーを開始している。

 2006年1月の過払い利息に対する最高裁判決以降、業績が低迷し株価は大きく下落したものの、収益源の多角化を図り、現在ではローン、信用保証、海外金融の中核3事業すべてが拡大基調にあるとコメント。また、過払い利息返還の請求も緩やかではあるが低下傾向にあり、今後数年間で負担がかなり軽減されるとみているという。利息返還費用を除いた実質純利益が18年3月期以降、順調に増加するとみることから、足元の株価は割安と判断し、投資判断「Buy」を付与するとしている。

 また、同証券では、保守的な想定のもと、17年3月期からの3年間は毎年500億-600億円の利息返還費用が必要と予想するものの、2020年3月期以降に負担が大きく減少すれば、利益の面でも株主還元の面でも、転換点を迎えることになると指摘している。

 14日の終値は、前日比12円高の466円。

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