【銘柄】サンエー、大和証は「株価の上昇余地は大きい」

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サンエー<2659>が4日続伸、一時250円高の5840円まで買われ、2月2日に付けた年初来高値5690円を更新した。大和証券では19日付で、投資判断「1」(買い)を継続、目標株価は6500円から6700円に引き上げている。

 目標株価は同証券利益予想の小幅上方修正、17年度予想の織り込みを踏まえ、6700円に引き上げるとしている。目標株価の17年度予想PERは19.2倍となっている。小売りセクター主要企業平均の約19倍に対し、流動性の低さや収益性の高さを考慮したものとなっている。同社を取り巻く事業環境は良好であり、具体化した大型出店が中・長期の業績を押し上げると予想。設備投資は潤沢な手元流動性の取り崩しで行われることから、資本効率の改善にも寄与する見通しと指摘している。「株価の上昇余地は大きいと考える」としている。

 また、新規出店の後ろ倒しを踏まえて営業収益を引き下げるものの、営業利益以下は上方修正。連結営業利益について、17年2月期154億5000万円(前期比9%増、従来152億円、会社側計画は141億6800万円)、18年2月期166億5000万円(従来164億5000万円)19年2月期177億円と試算している。

 20日の終値は、前日比130円高の5720円。

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