【銘柄】ヒトコム、16年8月期は2ケタ増益で着地

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ヒト・コミュニケーションズ<3654>が11日引け後、16年8月期の連結決算と17年8月期の業績予想を発表した。

 16年8月期決算は、売上高が288億2500万円(前期比9.6%増)、営業利益は28億300万円(同19.0%増)、純利益は15億6200万円(同20.7%増)で、2ケタ増益で着地した。慢性的な人手不足を背景に、分野を問わず販売支援に対するニーズが好調に推移した。主力の通信分野向けの案件が好調だったことに加え、新規事業として取り組んでいる訪日外国人旅行者向けの人材サービスについても、順調に立ち上がったようだ。

 17年8月期業績は、売上高が302億7000万円(前期比5.0%増)、営業利益は29億6000万円(同5.6%増)、純利益は17億4000万円(同11.3%増)を予想。主力の通信分野に加え、人手不足に悩むスーパー分野や増加する訪日外国人旅行者向けなどに事業領域も拡大し、増収増益を目指す。配当は第2四半期が6.5円(前期実績5.75円)、期末は6.5円(同7円)の合計13円(同12.75円)に増額する見込み。

 11日の終値は、前週末比60円安の1599円。

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