【銘柄】CTC、トイレの空き状況を確認できる「IoTトイレ」を開発

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伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)<4739>は17日、トイレにセンサーを設置してリアルタイムに個室の空き状況を確認できるクラウドサービス「IoT(モノのインターネット)トイレ」を開発したと発表した。

 同商品は、一定の時間帯に個室トイレの利用が集中することがあり、トイレの空き状況が効率的にわかるサービスとして開発された。IoTトイレは、発電パネルと無線が内蔵されているセンサーを使用して個室トイレのドアの開閉状態を判断し、PCやスマートデバイスから空き状況を確認できるクラウドサービス。電源の確保や配線工事、サーバーの設置などが不要なため、小規模なオフィスでも簡単に導入することができる。

 同社では、三井不動産<8801>と共同で霞が関ビル内のトイレで実証実験を終了している。今月1日から社内の霞が関と大崎オフィスでIoTトイレを実際に利用してサービス品質の向上を図り、秋から三井不動産のオフィスビルやその他東京都内のオフィスビル等の業務施設に向けて販売していく。

 17日の終値は、前週末比24円高の2677円。

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