【銘柄】NEC、「IoTサービスイネーブラ」を開発

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NEC<6701>は20日、次世代無線インフラのアーキテクチャーの1つである「モバイルエッジコンピューティング」にも利用可能な、ネットワークを自動で管理・制御可能な基盤「IoTサービスイネーブラ」を開発したと発表した。

 この基盤は、IoT(モノのインターネット)サービスで利用するセンサーやカメラなどからの情報やネットワーク状況などをもとに、IoTサービスのネットワークリソースを自動で管理・制御する。例えば、低遅延な通信が求められる自動運転サービスと、数時間に一度の通信が求められる自動販売機の在庫管理サービスが同じネットワーク上で利用されている場合、自動運転サービスに多くのネットワークリソースを自動で割り当てる。この基盤を利用することで、ネットワークの効率的な運用を可能とし、低遅延や高速通信が必要なサービスの実現と共に、ネットワークの運用コストや設備投資の効率化に貢献する。

 20日の終値は、前日比2円高の272円。

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