そーせい、アラガンとアルツハイマー病の新規治療薬の開発・販売で提携

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そーせいグループ<4565>が7日、世界製薬大手アラガンとのアルツハイマー病などの中枢神経系疾患に対する新規治療薬の開発・販売提携を発表した。

 同社の子会社ヘプタレス・セラピューティクスがアラガンの子会社アラガン ファーマシューティカルズ インターナショナルとアルツハイマー病などの神経系疾患を適応とする新規ムスカリン受容体サブタイプ選択的作動薬化合物群の開発・販売にかかる提携契約を締結した。

 この提携により、ヘプタレスは1億2500万米ドル(約137億円)の契約一時金、さらに最初の3つの化合物の開発の進ちょくや上市に応じて最大約6億6500万米ドル(約730億円)の開発マイルストーン、販売目標の達成に応じて最大約25億米ドル(約2743億円)の販売マイルストーンを受領することになる。

 さらに、ヘプタレスはすべての化合物について、売上高に応じた最大2ケタの段階的ロイヤルティーを受領できる。アラガンは複数の候補薬の開発を進めることを目的とした両社協同の開発プログラムにおいて、第2相臨床試験まで5000万米ドル(約55億円)の研究開発支援金を提供する。また、アラガンは化合物群の後期第2相臨床試験開始とそれに続く製品の製造販売の責任を持つこととなる。

 7日の終値は、前日比3000円ストップ高の1万7180円。

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