アルプスが反発、SMBC日興は目標株価を2400円に引上げ

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アルプス電気<6770>が反発。SMBC日興証券では16日付で、投資判断「2」(中立)を継続、目標株価は2200円から2400円に引き上げている。

 同証券では業績予想を修正、19年3月期予想を追加したことをあわせ、目標株価を2400円に引き上げている。連結営業利益について、17年3月期478億円(前期比8.7%減、従来497億円、会社側計画は465億円)、18年3月期572億円(従来557億円)、19年3月期582億円と試算。

 17年3月期は、OIS採用率上昇やデュアルカメラ採用に伴うスマホカメラ用アクチュエータの需要増加により、スマホ1台当たり部品搭載金額が増加するものの、為替影響と4-6月期ハイエンドスマホ生産調整の影響もあり、減益になると予想。他のスマホ依存度の高い電子部品メーカーよりも業績モメンタムは良いものの、すでに株価に十分反映されていると同証券ではみており、電子部品セクター内相対評価に基づく投資判断「2」を継続するとしている。

 17日の終値は、前日比49円高の2175円。

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