イオンモールが3日ぶり反落、大和は業績予想を下方修正

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イオンモール<8905>が3日ぶりに反落。大和証券では21日付で、投資判断「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2250円から1820円に引き下げている。

 株価評価は、過去5年平均の小売業の当期予想PERとNAV倍率がベースとなっており、株式市場全体のバリュエーション低下を考慮し、予想PERは従来17.7倍から今回15.0倍に引き下げられている。PERベースの目標株価は、17年2月期の予想連結1株利益118.2円にPER15.0倍を適用した1770円と試算できるとコメント。

 また、過去1年程度の平均NAV倍率0.87倍を、17年2月期の予想1株当たりNAV2170円に適用すると、目標株価は1880円と試算できるともしている。バリュエーション上、当面の株価の妥当水準を1770-1880円と考え、目標株価を1820円に設定するとしている。

 同証券では業績予想を下方修正、連結営業利益について、17年2月期476億円(前期比9%増、従来507億円、会社側計画は465億円)、18年2月期521億円(従来556億円)と試算。一方で、会社側は18年2月期以降の新規出店について、年間6店前後の直接投資を行う方針であり、中・長期的な成長戦略は維持できると予想している。

 22日の終値は、前日比30円安の1395円。

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