エクセディが反発、SMBC日興証は業績予想を上方修正

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エクセディ<7278>が反発。SMBC日興証券では23日付で、投資判断「2」(中立)を継続、目標株価は2400円から2600円に引き上げている。

 同証券では業績予想を上方修正、あわせて目標株価を2600円に引き上げている。会社側は保守的観点から17年3月期第1四半期(16年4-6月)決算発表時点でガイダンスを据え置いているものの、同証券ではこれを若干上回る可能性があると予想している。第1四半期実績の順調ぶりから、第1四半期決算発表後、株価は安定上昇してきたものの、この過程で、好材料は一通り株価に織り込まれたと判断しているという。

 株価のカタリストとしては、短期目線での想定を大きく上回る第2四半期累計(16年4-9月)決算着地や17年3月期ガイダンスの上方修正などと考えているという。第1四半期決算と異なり、第2四半期決算後は同社トップマネジメントによる決算説明会も催される見通しで、そこでは短期業績動向のみならず、課題となっている海外事業の採算改善や新たな成長戦略が議題に上がるかもしれないとコメントしている。

 同証券では連結営業利益について、17年3月期200億円(前期比6.1%減、従来180億円、会社側計画は185億円)、18年3月期210億円(従来195億円)、19年3月期220億円(同205億円)と試算している。

 26日の終値は、前週末比32円高の2616円。

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