エムスリーが年初来高値、大和は目標株価を3790円に引上げ

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エムスリー<2413>が反落。一時は50円高の3105円まで買われ、連日の年初来高値更新。大和証券では27日付で、投資判断「1」(買い)を継続、目標株価は2710円から3790円に引き上げている。

 26日に、16年3月期連結業績、17年3月期連結業績見通しを発表している。16年3月期の営業利益は200億2200万円(前期比24.7%増)で着地、同証券では200億円に乗ると考えていたことから、「サプライズはない」とコメント。一方で、エビデンスソリューション事業(治験事業)の営業利益率が第3四半期(15年10-12月)の20.0%に続いて第4四半期(16年1-3月)も21.5%と強い基調を保っていることを、ポジティブに受け止めているという。

 また、会社側の17年3月期連結営業利益計画は、同証券従来予想を大きく下回るものの、会社側期初見通しは通例保守的であり、同証券では悲観的には捉えていないと指摘している。同証券では連結営業利益について、17年3月期256億5000万円(前期比28%増、従来263億円、会社側計画は230億円)、18年3月期315億円、19年3月期376億5000万円と試算している。目標株価は19年3月期予想PER52倍に相当する3790円に設定している。

 28日の終値は、前日比45円安の3010円。

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