エンプラスが続落、16年3月期連結業績予想の下方修正を嫌気

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エンプラス<6961>が3日続落。一時200円安の3805円まで売られた。18日引け後、16年3月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 通期業績予想で、売上高を400億円から387億円(前期比2.4%減)へ、営業利益を110億円から98億円(同9.1%減)へ、純利益を76億円から55億円(同30.6%減)に引き下げた。LED関連事業で、主力のLED拡散レンズに関する新製品開発の前倒しを行ってきたが、主要顧客への販売が計画を下回った。また、中国地域戦略の進ちょく遅れも響いた。純利益は、子会社のエンプラス ディスプレイ デバイスにおける訴訟で、訴訟損失引当金を計上したことも影響する。

 19日の終値は、前日比135円安の3870円。

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