エーザイ、臨床第1/2相試験で好結果

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エーザイ<4523>は13日、研究子会社カン研究所が創製した世界初の抗フラクタルカインモノクローナル抗体について、クローン病および関節リウマチを対象とした2つの臨床第1/2相試験の中間解析で、良好な安全性と忍容性ならびに臨床活性を示唆する結果を取得し、学会発表を行ったと発表した。

 フラクタルカインは、関節リウマチや炎症性腸疾患をはじめとする炎症性疾患の血管内皮細胞に発現し、フラクタルカイン受容体を発現する免疫細胞に結合することで炎症反応をじゃっ起する。抗フラクタルカインモノクローナル抗体は、フラクタルカイン受容体を発現する免疫細胞の遊走・浸潤抑制による抗炎症作用が期待される新規メカニズムの抗体医薬。

 13日の終値は、前週末比236円安の6080円。

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