サイバーエージェント<4751>が続落。クレディ・スイス証券では１２日付で、投資判断「アウトパフォーム」（強気）、目標株価８０００円でカバーを開始している。
例年弱含む下期に株価下落リスクがあるものの、中・長期に業績拡大余地は大きいと考えるとコメントしている。「ネット広告代理事業は市場成長を上回り、ゲーム事業も国内有数のアプリゲーム開発・運営会社となり好調である」とし、「メディア事業において、費用が先行するＡｂｅｍａＴＶも将来は収益寄与が期待できよう」と指摘している。中期で既存事業と新規事業による業績拡大で評価が高まると考え、「アウトパフォーム」を付与したとしている。カタリストとして、新規ゲームタイトルの収益寄与、動画事業の収益化、などを挙げている。
同証券では連結営業利益について、１６年９月期３２２億２４００万円（前期比１．６％減、会社側計画は２８０億円）、１７年９月期３２８億１９００万円、１８年９月期３５１億１４００万円と試算している。
１３日の終値は、前日比１３０円安の６２７０円。
