シノケンGが年初来高値、三菱UFJモルガンは業績予想を上方修正

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シノケングループ<8909>が6日続伸、一時222円高の2845円まで買われ、連日の年初来高値更新。11日に、16年12月期第1四半期(1-3月)連結業績を発表している。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では13日付で、レーティング「Buy」(買い)を継続、目標株価は2700円から3310円に引き上げている。

 同証券では業績予想を上方修正、株価は上昇傾向にあるものの、依然割安と考え、「Buy」を継続するとしている。(1)マイナス金利など融資環境の改善、タレント起用のテレビCMやセミナー集客で、サラリーマン向けアパート販売が成長していること(2)割安なバリュエーション――を「Buy」の背景に挙げている。中期計画を超過達成ペースにあり、今後の成長余地から株価は割安感が大きいと考えるとコメント。住宅請負各社の平均PERは住宅着工の減少懸念から低水準にとどまっているものの、持続的成長により、同社の評価が高まり、株価が上昇すると予想している。

 同証券では連結営業利益について、16年12月期85億円(前期比24.9%増、従来80億円、会社側計画は75億円)、17年12月期98億円(従来91億円)、18年12月期111億円(同106億円)と試算している。

 16日の終値は、前週末比189円高の2812円。

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