テンプHD、みずほ証は「人材紹介の大幅増益が続いている」

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テンプホールディングス<2181>が5日ぶりに反発。みずほ証券では19日付で、投資判断「買い」を継続、目標株価は1900円から2000円に引き上げている。

派遣事業でのスケールメリットを生かしたオーガニック成長、人手不足の中での人材紹介の大幅増益が続いているとコメント。「第1四半期(16年4-6月)決算では、メディア事業のコスト削減効果も顕在化した。中期的には、派遣事業のシステム投資によるオペレーション改善、M&A、海外事業、人材紹介と派遣のシナジーの創出などの進展に注目したい」ともしている。

目標株価2000円は、17年3月期同証券予想EV/EBITDA倍率9.9倍から算出。同証券で業績予想を公表する人材サービス企業6社のEV/EBITDA9.8倍を考慮すると、同8.0倍の現在の株価水準は割安と考えているという。同証券では業績予想を上方修正、連結営業利益について17年3月期340億円(前期比21.2%増、従来311億4000万円、会社側計画は317億円)、18年3月期390億円(従来349億円)、19年3月期440億円(同391億5000万円)と試算している。

22日の終値は、前週末比27円高の1615円。

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