デンソー、産業用ドローンを開発

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

デンソー<6902>は8日、ヒロボー(広島県府中市)の協力を得て、道路の橋などの社会インフラの点検に使用する産業用ドローン(UAV)を開発したと発表した。

 今回開発したUAVは、インフラ点検で求められる、強風や雨中でも飛行できる対候性、構造物に近接して定位の姿勢に制御できる安定性、安全制御システムで運用できる安全性を備える。デンソーがこれまでに培ってきた、センサーおよび制御のエレクトロニクス技術と、無人ヘリコプターの開発・製造で長年の実績があるヒロボーの機体開発力を結集し、実現した。

 今後は、実証実験を重ねてUAVの機体の完成度を高めていくとともに、インフラ点検などのサービス開発を関連事業者と共同で進める。国が計画・推進するロボットを活用したインフラ点検の本格運用に合わせて、適用可能なシステムにしていく計画という。

 8日の終値は、前日比10円高の4016円。

関連記事

ページの先頭へ