デンソー、高感度・薄型の熱流センサーを5月に発売

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デンソー<6902>は18日、半導体を使用した高感度・薄型の熱流センサー「RAFESPA(ラフェスパ)」を5月から発売すると発表した。販売は、豊田通商<8015>グループのエレマテック<2715>が行う計画。

 熱流センサーは、熱エネルギーの流量と方向を検知するセンサー。「RAFESPA」は、現在、市販されている熱流センサーに比べ4倍以上の感度(同社調べ)を達成し、また薄型化により曲面部の測定も可能になった。それにより、幅広い分野で高精度な熱解析が可能となり、自動車のエンジンルーム内の熱ロスの測定や住宅設備の断熱性能評価など、製品開発段階での熱設計のスピードアップや、部品劣化に伴う工場設備の故障予兆診断などに活用することができるという。

 18日の終値は、前週末比197円安の4089円。

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