パナソニックが5日続落、野村は目標株価を1300円に引下げ

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パナソニック<6752>が5日続落。野村証券では2日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は1400円から1300円に引き下げている。

 成長に向けた固定費の増加により、短期的な業績モメンタムは減速するものの、グローバルに競争力を有する事業の潜在力は現状の株価に十分に織り込まれていないと考えるとコメント。目標株価は税率見通しの変更などから1300円に引き下げられ、18年3月期予想基準連結1株利益90.5円にPER14倍を適用し算出されている。

 また、足元ではITプロダクツやコミュニケーションプロダクツの業績が悪化しているが、これらの事業はハード単品型からソリューション型への事業転換を図っており、戦略そのものを前向きに評価できると考えているという。会社側ではさらなる事業環境の変化も想定しながら追加的な施策も検討するとしていることから、今後の動向に注目したいともしている。

 6日の終値は、前営業日比1.1円高の922.2円。

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