ピジョン、三菱UFJモルガンは業績予想を下方修正

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ピジョン<7956>が3日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では22日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は3600円から3500円に引き下げている。

同証券では為替前提変更に伴い業績予想を下方修正、あわせて目標株価を3500円に引き下げている。目標株価は引き下げられているものの、エクイティストーリーは強気を継続。その背景として、(1)中国事業のEC本格化による現地通貨ベースの業績回復(2)国内ベビー・ママ事業の想定以上のインバウンド(訪日外国人観光客)需要回復(3)中期的利益成長に応じた株主還元力――の3点を挙げている。

国内売上は、インバウンド需要の品目数の増加、ほ乳びんの値上げ効果、により第1四半期(16年2-4月)に続き好調と予想。また、円高が一巡する18年1月期以降は利益成長が顕在化すると予想しているという。

同証券では連結営業利益について、17年1月期151億円(前期比4%増、従来158億円、会社側計画は150億円)、18年1月期168億円(従来176億円)、19年1月期185億円(同193億円)と試算している。

25日の終値は、前週末比78円安の2540円。

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