ファーストリテ、三菱UFJモルガンは目標株価を引上げ

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ファーストリテイリング<9983>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では21日付で、レーティング「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は3万円から3万3000円に引き上げている。

 同証券では業績予想を上方修正、あわせて目標株価を3万3000円に引き上げている。同証券はこれまでカタリストとして、国内ユニクロ事業において「新価格政策の収益インパクト」「春のジョガーパンツの販売動向」「コスト圧縮」、海外ユニクロ事業においては「中国と米国の業況」を挙げてきた経緯があるが、第3四半期(16年3-5月)決算の結果をみて、これらの懸念がやや後退したとみているとコメント。すでに株式市場の目線は17年8月期となってきており、「集客力の高い商品の投入」「中国・米国ユニクロ事業の業況改善」のほか、「Eコマースの業績寄与」が投資テーマになると予想している。

 同証券では連結営業利益について、16年8月期1262億円(前期比23.3%減、従来1152億円、会社側計画は1200億円)、17年8月期1627億円(従来1555億円)、18年8月期1787億円(同1679億円)と試算している。

 22日の終値は、前日比1080円安の3万2640円。

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