マツダが小幅高、SMBC日興は業績予想を大幅下方修正

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マツダ<7261>が小幅高。SMBC日興証券では13日付で、投資判断「2」(中立)を継続、目標株価は2100円から1500円に引き下げている。

 業績予想の大幅下方修正に伴い、目標株価は1500円に引き下げられている。目標株価1500円は、17年3月期予想連結1株利益144円をベースに、バリュエーションは、高まる為替変動リスクやグロース期待低下などによるダウントレンドなどを考慮することから、従来の13年3月期-15年3月期の期間を、13年3月期-16年3月期に変更、同期間の平均水準PER10倍程度から算出されている。

 当面は、為替変動に対する会社側計画の迅速な修正対応が待たれる一方、販売モメンタムの再加速タイミングも注目されるとコメント。国内では法令違反車の販売を継続する状況、米国でもリテール販売が失速するなどの状況ながら、引き続き、為替動向ならびに会社側計画に注目しつつ、第2四半期(16年7-9月)以降は新型「CX-9」ならびにIPMモデルの効果に期待したいとしている。

 同証券では連結営業利益について、17年3月期1160億円(前期比48.8%減、従来1800億円、会社側計画は1700億円)、18年3月期1600億円(従来2170億円)、19年3月期2130億円(同2610億円)と試算している。

 14日終値は、前日比3.5円高の1433.5円。

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