モジュレが年初来安値、監査法人から監査契約の解除通知を受領

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モジュレ<3043>が4日続落。一時150円ストップ安の560円まで売られ、連日で年初来安値を更新した。同社は前週末22日引け後、22日付で会計監査人のアスカ監査法人から監査契約の解除通知を受領し、監査契約を解除すると発表した。

同社は過年度における、無形固定資産に計上されているソフトウエアや賃貸用資産の一部を取得した際の取得価額の妥当性、ソフトウエア仮勘定におけるソフトウエアの一部を取得した際の取得価額の妥当性、一部取引先からの仕入れ計上の適切性、などについて疑義があることが判明。アスカ監査法人と今後の監査対応などの協議を行ってきたが、同監査法人から、会計監査上、極めて重要な事実が意図的に開示されていなかったことが判明したとし、監査および四半期レビュー契約を解除する旨の通知を受領した。同社では、会計監査人が一時不在となるが、現在、一時会計監査人の選定を行っており、決まり次第公表するとしている。

25日の終値は、前週末比130円安の580円。

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