ラウンドワン年初来高値、三菱UFJモルガンは業利益予想を増額修正

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ラウンドワン<4680>が反発、70円高の772円まで買われ、5月12日に付けた年初来高値757円を更新した。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券では20日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は960円から1160円に引き上げている。同証券では(1)人気AM機器導入効果などで国内既存店売上高伸び率予想を上方修正(2)事業環境好転により営業利益予想を増額修正(3)妥当PBRを2.20倍(従来1.77倍)に引き上げ――の3点を要因に、目標株価を1160円に引き上げるとしている。

 また、(1)想定通り16年4月の国内既存店月次売上高伸び率が0.1%増とわずかだが17カ月ぶりにプラスに転じた(2)「艦これアーケード」など人気AM機器が優先的に大量導入されていること(3)風営法改正で6月23日から父兄同伴の子ども(18歳未満)の入店が22時(従来18時)まで延長され売上拡大が見込めること――を要因にエクイティストーリーを強めるともしている。

 同証券では連結営業利益について、17年3月期75億円(前期比17.8%増、従来71億円、会社側計画は60億6000万円)、18年3月期102億円(従来90億円)、19年3月期139億円と試算している。

 23日の終値は、前週末比61円高の763円。

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