ラオックスが軟調、ドイツ証は連結営業利益を下方修正

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ラオックス<8202>が軟調。ドイツ証券では18日付で、投資判断「Hold」(中立)を継続、目標株価は140円から110円に引き下げている。

 同証券では業績予想を下方修正、あわせて目標株価を110円に引き下げている。国内消費税免税店舗事業の販売苦戦を受けた費用抑制の実施を織り込んでいたものの、会社側は16年12月期第1四半期(1-3月)を受けても中期成長に向けた店舗競争力の投資を継続する方針を明確にしている点を織り込み、連結営業利益を下方修正するとしている。今後は、現状の施策の成果発揮による売上成長の回復に注目しているという。

 同証券では連結営業利益について、16年12期51億円(前期比41%減、会社側計画は70億円)、17年12月期63億円、18年12月期69億円と試算。「販売管理費は店舗網の充実、従業員の増員による店舗競争力の強化などで、想定以上に増加している」とコメント。会社側は一時的に販売が苦戦しても、取り組みを継続する方針で、販売管理費は同証券が従来想定していた以上に増加すると考えているという。

 18日の終値は、前日比3円安の98円。

関連記事

ページの先頭へ