リロHLDが反発、SMBC日興は目標株価を1万9000円に引上げ

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リロ・ホールディング<8876>が反発。SMBC日興証券では21日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は1万4800円から1万9000円に引き上げている。

 同証券では業績予想を上方修正、あわせて目標株価を1万9000円に引き上げている。株式市場ではマクロ環境に対する懸念が高まっているものの、こういう局面では安定性と成長性を兼ね備えた同社のビジネスモデルに一層高い評価がなされると考えているとコメントしている。

 同証券では連結営業利益について、17年3月期133億円(前期比22.7%増、従来127億円、会社側計画は130億円)、18年3月期157億円(従来150億円)、19年3月期181億円と試算。(1)16年3月期のストックの積み上げの強さを踏まえて17年3月期以降の予想を引き上げたこと(2)16年3月期に実施したM&Aの収益貢献が想定以上に強かったこと――などが反映されている。17年3月期会社側計画は、国内リロケーション事業を除けば保守的とみて、会社側計画の超過達成は可能と同証券では見ているという。

 また、今後の注目点として、(1)アウトソーシング需要の拡大(2)グループ間でのクロスセル強化(3)中期経営計画達成に向けたM&A――を挙げている。

 22日の終値は、前日比560円高の1万6760円。

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