三井物産<8031>は２３日、１６年３月期連結業績の純利益予想を下方修正した。資源・エネルギー関連で一過性の損失が発生する見込みを織り込んだ。
業績予想は最終損益を１９００億円の黒字から７００億円の赤字（前期は３０６４億９０００万円の黒字）に下方修正した。チリ銅事業における減損損失で約１１５０億円、豪州ＬＮＧ事業における減損損失で約４００億円、ブラジル資源事業会社の損失取り込みで約３５０億円が発生する見込みとなり、これを織り込んだ。なお、期末配当については、１株あたり３２円から変更はない。
２３日の終値は、前日比１４円安の１４０５円。
