三井造が4日続落、SMBC日興証は業績予想を下方修正

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三井造船<7003>が4日続落。SMBC日興証券では3日付で、投資判断を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)に、目標株価を250円から200円にそれぞれ引き下げている。

 同証券では業績予想を下方修正。連結営業利益について、17年3月期267億円(前期比2.3倍、従来344億円、会社側計画は220億円)、18年3月期203億円(従来357億円)、19年3月期198億円と試算。あわせて目標株価を200円に引き下げている。

 18年3月期以降に減益の可能性が高まったことに鑑み、投資判断を「2」に引き下げるとしている。17年3月期会社側予想は機械事業を中心に保守的ながら、18年3月期以降は船舶用ディーゼルエンジンの平均単価は下落すると予想したことや、エンジニアリング事業の受注低迷による影響などを織り込み、前期比減益率が大きくなると考えているという。また、子会社である三井海洋開発<6269>については、未実現利益増減の影響で17年12月期は前期比70億円の減益要因を想定している。

 6日の終値は、前週末比8円安の155円。

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