三和HDが4日続伸、ゴールドマンは目標株価1100円でカバーを開始

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三和ホールディングス<5929>が4日続伸。ゴールドマン・サックス証券では22日付で、投資判断「買い」、目標株価1100円でカバーを開始している。

 「買い」の理由として(1)高い国内シェア(50%超)と競合他社比高い利益率を評価(2)米国ODC社について、住宅投資需要の増加やERP導入後の工場再編などによるコスト削減、鉄・アルミ価格下落による原価低減効果などで、15年3月期の63億円から20年3月期101億円への連結営業利益成長を見込む(3)国内建設需要増加を背景に、国内売上の増収基調は継続するとみる――の3点を挙げている。

 今後の増益基調が確認できれば、同証券カバレッジ4社比で高いCROCI(投下資本に対する現金収益比率)の同社に対する再評価が起こると見ているという。同証券では連結営業利益について、16年3月期275億円(前期比4.5%増、会社側計画は280億円)、17年3月期307億円、18年3月期319億円と試算している。

 23日の終値は、前日比25円高の821円。

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