三菱マ、スパッタリングターゲットの「量産技術センター」を新設

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

三菱マテリアル<5711>は28日、FPD(フラットパネルディスプレー)や太陽電池等の基板の大型化に伴い、これに対応する円筒型、大型平板のスパッタリングターゲットの量産技術の開発およびその製造を加速するため、三田工場(兵庫県三田市)に「量産技術センター」を新設したと発表した。

大型テレビの普及が進み、大きな面積の対象基板に均質な膜を形成できるスパッタリングターゲットの需要が高まっており、これに対応する円筒型は大面積基板に対応できることに加え、利用効率が高いという特性を持ち、市場規模は現在100億円以上と推定され、今後も拡大が期待されている。

同社では、「量産技術センター」に円筒型・大型平板スパッタリングターゲットの開発設備、生産設備を導入したことにより、顧客ニーズにタイムリーに対応する製品の開発・製造体制を強化していく。

28日の終値は、前日比変わらずの272円。

関連記事

ページの先頭へ