三菱重工、グループのMHPSがバングラデシュ向けガスタービンを受注

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三菱重工業<7011>グループの三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は19日、バングラデシュ電源開発公社が新設するビビヤナ第3複合火力発電所向け「M701F4形」ガスタービンを受注したと発表した。

 受注したガスタービンは、同発電所を構成する出力約40万キロワットの天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電設備の中核機器となるもの。主契約者である丸紅<8002>の下で、EPC(設計・調達・建設)を担当するインド建設・重機最大手のラーセン・アンド・トゥブロ社に供給する。運転開始は18年が予定されている。

 同国では、経済発展を背景に慢性的な電力不足が続いており、新たな電源開発が数多く計画されている。同社は、これまで培ってきた顧客との関係や同国での実績を生かしながら、同国の電力不足の緩和、インフラ整備、経済発展に引き続き貢献することを目指すとしている。

 19日の終値は、前日比20.5円高の428.9円。

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