三菱重工、北米市場でのオイル&ガス事業をグループで強化

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三菱重工業<7011>は12日、オイル&ガス事業が活性化している北米市場における関連プラントの高度化に向けた受注拡大へ、グループの三菱重工コンプレッサや三菱日立パワーシステムズとともに取り組みを強化すると発表した。

 LNG(液化天然ガス)プラント向けとして、三菱日立パワーシステムズの中型高効率ガスタービン「H-100」を、三菱重工コンプレッサ製のコンプレッサーの駆動機として活用。それにより省スペース、可変速による幅広い運転範囲の確保、フル圧力での起動などを実現する。また、三菱重工コンプレッサは、テキサス州に持つ工場で、補修・加工設備の拡充を中心とする投資により、コンプレッサーや駆動用タービンの改造や補修、部品製造などアフターサービス機能を強化するとした。

 12日の終値は、前週末比4.2円安の441.6円。

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