三菱UFJモルガンは西松屋チェーンの業績予想を上方修正

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西松屋チェーン<7545>が3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では6月30日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は1300円から1650円に引き上げている。

 同証券では業績予想を上方修正、あわせて目標株価を1650円に引き上げている。単体営業利益について、17年2月期91億円(前期比54%増、従来75億円、会社側計画は75億2900万円)、18年2月期96億円(従来76億円)、19年2月期99億円(同79億円)と試算。

 第1四半期(16年2月21日-5月20日)決算では、「納期管理徹底に伴う的確な商品投入」「製造業からスカウトした技術者が開発したPB商品拡充」「これらの商品戦略を継続してきたことによる期初在庫内容改善」などによる利益率改善が目立ったとコメント。同証券では、こうした商品戦略推進による効果に加えて、下期からは円高による原価引き下げ効果も寄与し好調な業績が続くとみているという。

 また、ネガティブカタリストとして、(1)天候不順のほか急激な円安に見舞われるケース(2)新しいPB(プライベートブランド)商品の販売不調などで在庫過剰感が出てくるケース――などを挙げている。

 1日の終値は、前日比85円高の1533円。

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