住江織物が小動き、大和は暫定的に業績予想を下方修正

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住江織物<3501>が小動き。大和証券では28日付で、投資判断「3」(中立)を継続、目標株価は280円から180円に引き下げている。

 会社側は27日に、16年5月期連結業績予想の下方修正を発表している。同証券ではこれを受けて暫定的に業績予想を下方修正、為替前提の見直しや米国の収益悪化の影響を織り込んだとしている。連結営業利益について、16年5月期27億円(前期比15%減、従来36億円、会社側計画は27億円)、17年5月期29億円(従来41億円)、18年5月期32億円(同47億円)と試算している。

 目標株価180円は、17年5月期同証券予想連結1株利益19.2円にPER約9倍を付与して算出。「PER9倍は過去10年間の下限近辺の水準。実績PBRは0.4倍台であり下値は限定的とみている」という。同証券では、米国の生産混乱の解消にめどがつくまでは、同社株に対する評価は高まりにくいと考えると指摘している。

 29日の終値は、前日比2円安の192円。

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