健康CP、マルコが株主総会で第三者割当増資を承認

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健康コーポレーション<2928> は29日引け後、マルコ<9980>が28日に開催した株主総会において健康CPを割当先とした第三者割当増資が承認されたと発表した。健康CPは4月28日、1株50円で5500万株のマルコによる第三者割当増資を引き受けると発表。マルコの株価は翌営業日に急騰したあと利益確定売りに押されたものの直近では236円まで上昇、健康CP傘下入りを表明する直前の株価から約3割上昇しており、単純計算では100億円余りの含み益が生じることになる。

 マルコは高品質の体型補正下着を展開するが、長引く節約志向のなかで苦戦を強いられ、16年3月期は2期連続の赤字計上が見込まれるなど新規顧客開拓と販売力強化の必要性が迫られていた。両社ともにボディメークを標ぼうしており、今後は大きなシナジー効果が見込まれる。具体的にはマーケティング力の活用、グループ顧客基盤との相互送客、RIZAPと連携した新プログラムの開発を進めることでマルコの業績向上を図っていく。

 29日の終値は、健康CPが前日比21円高の909円、マルコは同21円高の211円。

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