健康CPが反発、モーニングスターが想定株価レンジを引上げ

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パーソナルトレーニングジム「RIZAP(ライザップ)」を運営する健康コーポレーション<2928> が反発。モーニングスターが7日付リポートで、想定株価レンジを1150-1350円(従来は900-1150円)に引き上げた。投資判断は「オーバーウエート」(強気)を継続。

 17年3月期連結業績の会社計画は、売上収益が1000億円、営業利益は102億円を想定しているが、M&A(企業の合併・買収)による増収効果で400億円程度の増収効果が見込まれるという。16年3月期実績売上高は554億円で、既存事業が全く成長しないと仮定した場合でも、会社計画は目前に迫る。また、モーニングスターでは主力のRIZAP事業の売上高を前期比56.2%増の300億円程度(前期実績は192億円)と想定、引き続き業績のけん引役になると見ている。

 株価は決算や商号変更、新株予約権の取得・消却などの発表を受け水準を切り上げたものの、その後は利益確定売りなどに押され、上値を抑制される展開。競合と比べても高い成長性を有し、プレミアムを付されて評価されても不思議ではないとし、現水準の株価は評価不足と判断している。

 午前9時12分時点の株価は、前日比12円高の882円。

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