免疫生物研究、iPS細胞などの培養足場材を発売

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免疫生物研究所<4570>が29日、ニッピ<7932>との共同研究により開発した遺伝子組み換えカイコにより生産した「ラミニン511-E8」が、iPS細胞などの培養足場材として用いる研究用試薬(商品名iMatrix-511 Silk)として、9月5日から発売されることになったと発表した。

同社は、ニッピと売買取引契約を締結し、研究用試薬の原料として、ニッピへ「ラミニン511-E8」を供給し、ニッピが製品を製造・販売する準備を進めていた。ニッピは、マトリクソームと「ラミニン511-E8」の販売に関する契約を締結し、同製品はマトリクソーム(大阪府吹田市)から販売される。通期の連結業績への影響については、現在精査中で、今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかに公表するとしている。

29日の終値は、前週末比31円高の846円。

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