協和キリンが反発、大和証は目標株価1800円を継続

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協和発酵キリン<4151>が反発。大和証券では20日付で、投資判断「3」(中立)、目標株価1800円を継続している。

 同社が創製してウルトラジェニクスと共同開発している抗FGF23抗体KRN23の臨床フェーズ2試験データが米国骨代謝学会で公表された。同証券では、「いずれの試験についても。既公表のデータから推測される範囲内で驚きはないが、ピーク時売上高年700億円程度を想定する(同証券の)期待通りの良好な内容との印象である」とコメントしている。

 2016年中の欧州申請に向けて順調な進ちょくとみると指摘している。なお、ウルトラジェニクスは学会発表後の電話会議で米国でも迅速承認の可能性についてFDA(米食品医薬品局)と協議すると説明されており、「米国ではフェーズ3試験データが要求される可能性が高いとみられるものの、今後の動向に注目したい」としている。

 21日の終値は、前日比41円高の1618円。

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