吉野家HDが反発、三菱UFJモルガン証は利益予想を上方修正

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吉野家ホールディングス<9861>が3日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では8日付で、レーティング「Hold」(中立)、目標株価1500円を継続している。

 同証券では17年2月期第1四半期(16年3-5月)連結業績を踏まえ、利益予想を上方修正。引き続き通期連結営業利益計画34億円を上回る水準を予想。一方で、修正幅は軽微であることから、投資判断「Hold」は変更されていない。

 連結営業利益について、17年2月期42億円(前期比2.6倍、従来40億円、会社側計画は34億円)、18年2月期46億円(従来44億円)、19年2月期50億円(同48億円)と試算。カタリストとしては、「引き続き国内吉野家の既存店売上高に注目したい」とコメント。4月は豚丼復活で前年同月比6.7%増を記録、麦とろ御膳を投入した6月は同4.7%増と好調であり、外食全般にデフレ色が強まるなかで、「相対的には堅調な売上高推移になってきている。リスクに関しても国内吉野家既存店売上高動向次第」と指摘している。

 11日の終値は、前週末比44円高の1437円。

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