奥村組、ガスパイプライン用の中詰材を開発

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奥村組<1833>は28日、日鉄住金パイプライン&エンジニアリング、タック(岡山県備前市)とトンネルを外殻としてガスパイプラインを敷設する工事で、設置したガス管の周囲の中詰めに使用するものとして、高い透気性を保持しつつ、圧送性および充てん性に優れ、その性能を長時間維持できる中詰材を開発、性能確認試験によってその有効性を確認したと発表した。

開発した中詰材は、セメント、ベントナイト、水の基本配合に微量のセルロースを含む特殊な流動化剤を添加したベースモルタルに起泡剤を添加した特殊なエアモルタルで、その配合調整により、所定の透気性を満足する空気量を保持しつつも、分離抵抗性および流動性に優れ、その性能を長時間維持することができる。

28日の終値は、前日比3円高の611円。

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