富士フイルム、オーストラリアの再生医療ベンチャーに出資

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富士フイルムホールディングス<4901>は5日、オーストラリアの再生医療ベンチャーであるサイナータ・セラピューティクスに300万米ドルを出資することで基本合意したと発表した。今後、サイナータが実施する第三社割割当増資を引き受け、株式10%強を取得する。

 同社は第三者割当増資を引き受けることで、サイナータが移植片対宿主病の患者を対象に臨床試験を予定している他家iPS細胞由来間葉系幹細胞を用いた再生医療製品の開発・製造・販売ライセンス導入と製造受託の選択権を取得する。また、サイナータの持つ、他家iPS細胞由来間葉系幹細胞を用いた再生医療製品開発に関する技術・ノウハウも取得可能となる。

 5日の終値は、前週末比1円安の3933円。

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