富士フイルム、細胞外マトリックスで骨再生能力を大幅に高めることに成功

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富士フイルムホールディングス<4901>は17日、再生医療のための細胞培養に必要な細胞の外側にあるコラーゲンなどのタンパク質である細胞外マトリックス「cellnest ヒト1型コラーゲン様リコンビナントペプチド(セルネスト)」を骨欠損部に移植することで、骨再生能力を大幅に高めることに成功と発表した。

 これは、セルネストを、ラットの頭蓋骨欠損部に移植することで、骨の再生能力を大幅に高めることに成功したもの。今後、骨再生の中でも、特に医療ニーズの高い、あご骨の中で歯を支える役割を果たしている部分の骨である歯槽骨の再生などへの活用が期待できるという。

17日の終値は、前日比10円安の4423円。

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