富士紡HD、17年3月期第2四半期と通期の利益予想を上方修正

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富士紡ホールディングス<3104>が7月29日、17年3月期第2四半期(16年4-9月)と通期の連結利益予想を上方修正した。

第2四半期累計業績予想で、売上高を216億円から211億円(前年同期比11.4%増)へ引き下げたものの、営業利益が28億8000万円から37億円(同2.1倍)へ、純利益は20億3000万円から23億円(同90.3%増)に引き上げた。通期業績予想については、売上高を420億円から415億円(前期比8.9%増)に減額したが、営業利益は45億円から55億円(同51.7%増)へ、純利益は32億円から35億円(同16.1%増)に増額した。研磨材事業の業績が期初における予想を上回る水準で推移し、半導体デバイス用途(CMP)および一般工業用途での需要増が見込まれることなどを織り込んだ。

17年3月期第1四半期(16年4-6月)の決算は、売上高106億600万円(前年同期比13.6%増)、営業利益22億5700万円(同2.9倍)、純利益16億2400万円(同3.1倍)だった。

7月29日の終値は、前日比18円高の305円。

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