島忠が続急落し年初来安値、16年8月期業績予想の下方修正を嫌気

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島忠<8184>が続落。一時216円安の2337円まで売られ、3月1日に付けた年初来安値2351円を割り込んだ。前週末8日引け後、16年8月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 通期業績予想で、売上高を1622億6900万円から1573億5200万円(前期比1.5%増)へ、営業利益を115億3900万円から113億5700万円(同18.5%増)へ、純利益を98億4000万円から95億8000万円(同8.2%減)に引き下げた。同日に発表された3月既存店の月次売上高が前年同月比9.5%減となり、15年11月から16年3月まで5カ月連続で前年同月を下回る状況となるなか、足元の状況を織り込んだ。

 16年2月中間期(15年9月-16年2月)決算は、売上高752億7800万円(前年同期比2.2%減)、営業利益48億1000万円(同22.2%増)、純利益41億2500万円(同6.8%増)だった。

 11日の終値は、前週末比182円安の2371円。

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