帝人が続伸、野村は為替前提を見直し目標株価を440円に引下げ

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帝人<3401>が続伸。野村証券では19日付で、投資判断を「ニュートラル」(中立)から「Buy」(買い)に引き上げ、目標株価は480円から440円に引き下げている。

 同証券では、為替前提を1ドル=117円から108円に見直し業績予想も微修正。あわせて目標株価を440円に引き下げている。連結営業利益について、17年3月期586億円(前期比12.6%減、従来600億円、会社側計画は580億円)、18年3月期660億円(従来637億円)、19年3月期712億円と試算。

 一方で、ポリカーボネートの採算悪化懸念などによる直近の株価下落で割安感が出たと判断し、投資判断を「Buy」に引き上げるとしている「慢性期脳梗塞(こうそく)向け医薬品SB623の治験開始などが始まる可能性もあると考えており、その際はさらに株価が上昇しやすいだろう」とコメントしている。

 20日の終値は、前日比14円高の387円。

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