日本トリム、中国での病院運営事業への参入、500億円の売上高目指す

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日本トリム<6788>は26日、中国での病院運営事業に参入すると発表した。北京市に年末頃をめどにフラッグシップ病院を開設、5-7年以内に中国国内で10病院、売上高で約500億円規模に事業拡大していくことを目指す。

 同社は中国での病院運営事業に参入、アジアでの関連事業展開を目的に、香港に特別目的会社を設立、第1回目の出資を完了している。日中の投資家のコンソーシアムによる増資により当初投資規模総額は約16億円となる見込み。

 また、中国での病院運営事業に参入にあたり、糖尿病治療は、日本式糖尿病診療サービスの中国展開に精通した医療関係者チーム、透析治療は、中山昌明・福島県立医科大学腎臓・高血圧内科教授、患者のQOL向上を目的に睡眠障害の専門家である成井浩司・虎の門病院睡眠呼吸器科部長などの各専門医が担当する。

 北京市に開設されるフラッグシップ病院は、17年初旬に開業を予定しており、北京市海淀区が保有する物件(総床面積約1万4000平方メートル)を賃借し設立。

 26日の終値は、前日比490円高の6200円。

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