日本郵政、第1四半期決算は減収減益で着地

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本郵政<6178>が12日引け後、17年3月期第1四半期(16年4-6月)の連結決算を発表した。

第1四半期決算は、経常収益3兆3733億4100万円(前年同期比2.1%減)、経常利益1461億2400万円(同39.8%減)、純利益831億3100万円(同41.7%減)だった。郵便・物流事業は参議院選挙などによる郵便物増のほか、ゆうパック、ゆうメールの取り扱い収入、レターパックの販売収入が増加した。金融窓口事業では、銀行手数料が前年同期と同水準だったが保険手数料は、新規契約件数の増加などで増収となった。一方、銀行業や生命保険業が減収となったことが響き、全体で減収減益を強いられた。

通期業績予想は、経常収益13兆2400億円(前期比7.1%減)、経常利益7700億円(同20.3%減)、純利益3200億円(同24.9%減)を据え置いている。

12日の終値は、10日終値比10円高の1378円。

関連記事

ページの先頭へ