日水、「大規模沖合養殖システム」の海洋実証試験を実施

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日本水産<1332>は3日、新日鉄住金エンジニアリングと鳥取県境港市沖合いの弓ヶ浜水産のギンザケ養殖場で「大規模沖合養殖システム」の海洋実証試験を実施すると発表した。

 養殖適地が飽和状態となりつつあり、沖合養殖の検討が必要となっており、実証試験では沖合養殖で必要な(1)海上での飼料の大量貯蔵技術(2)貯蔵タンクからいけすへの飼料の長距離搬送技術(3)遠隔漁場における適正な給餌管理技術――について検証する。実証試験は、ギンザケの養殖期間にあわせて、16年12月から17年5月まで。

 3日の終値は、前週末比4円高の437円。

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