日立、住友商などと乳がん及び大腸がんを識別する基礎技術を開発

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日立製作所<6501>は14日、住商ファーマインターナショナルおよび住友商事<8053>と共同で、尿中の代謝物を網羅的に解析することにより、健常者、乳がん患者および大腸がん患者の尿検体を識別する基礎技術の開発に成功したと発表した。

 尿検体から1300以上の糖や脂質などの代謝物を検出し、そこからがん患者の尿を識別するバイオマーカー候補となる物質を10個程度まで絞り込み、特定したバイオマーカー成分の含有量の違いから健常者、乳がん患者、大腸がん患者の尿検体を識別することに成功した。

 14日の終値は、日立が前日比1.1円安の455.2円、住友商は同5.5円高の1016.5円。

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